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「ほぐしてもすぐに戻ってしまう?」その理由
2_1 :「ほぐしてもすぐに戻ってしまう」その理由
毎日忙しいあなたは、疲れたらマッサージに行ったり、定期的に整体にも通っているかも知れません。
「毎日しっかりたべて、毎晩ぐっすり寝ているはずなのに、朝起きた瞬間から身体が重だるい」
「昼食を食べたあと、どうにもならないほどの猛烈な眠気に襲われる」
当院に通われる患者さんからも、このようなご相談をよくいただきます。
あなたも、こんな違和感をお持ちではないですか?
「栄養が足りないからしっかり食べなきゃ」と、スタミナのつく肉や高カロリーな食事を意識して摂っている方にこそ、この傾向は強く見られます。
なぜ、エネルギーを補給するために食べたのに、逆に身体が疲弊してしまうのでしょうか?
その鍵を握っているのが、体内で日々繰り広げられている「消化・解毒」と「代謝・修復」のエネルギー争奪戦です。
1. 食後に猛烈な眠気が襲ってくる「生理学的な理由」
食事をした直後、強烈な眠気を感じるのは、単に「お腹がいっぱいになってリラックスしたから」だけではありません。体内では非常にダイナミックな緊急事態が起きています。
②消化器官への血液集中(脳の貧血状態)
胃に入ってきた食べ物を消化・分解するために、全身の血液が胃腸などの内臓器官へ一斉に集められます。
その結果、脳へ送られる血流量が一時的に減少し、脳の活動レベルが低下して激しい眠気を引き起こします。
③体内の「潜伏酵素(潜在酵素)」の大量消費
人間の体内には、生命活動を支える「酵素」が200以上も存在します。
消化に時間のかかる「高たんぱく・高脂質」な食事や、人工添加物の多い加工食品が胃に入ると、身体はそれを分解・解毒するために体内にある酵素の大部分を「消化酵素」として一気に使い果たしてしまうことで、身体を疲弊させるのです。
2. なぜ重い食事は「夜の身体修復」をストップさせてしまうのか?
私たちが睡眠をとる最大の目的は、「日中に傷ついた細胞や筋肉を修復し、疲労をリセットすること」です。そして、この夜間の自己修復作業を担っているのが「代謝酵素」です。
しかし、ここに大きな落とし穴が存在します。
体内で1日に使える酵素の総量には限りがある
もし夜遅い時間に重い夕食を摂ったり、消化に負担のかかる食事を続けたりしていると、寝ている間も内臓はフル稼働で「消化・解毒作業」を続けざるを得ません。
本来であれば「睡眠中の筋肉のコリの修復」「自律神経の調整」「老廃物の排泄」に使われるはずだったエネルギーと酵素が、すべて「夜間の消化作業」へと奪われてしまうのです。
これが、「しっかり睡眠時間を確保しているのに、朝起きた時に腰や肩が重く、疲れが抜けていない」という現象の正体です。内臓が夜残業を強いられた結果、身体の修復作業が後回しにされてしまった状態と言えます。
3. 「足し算」の食事から、消化器官を休ませる「引き算」へ
整体の施術によって外側から骨格や関節の歪みを整え、血流を良くすることは、身体の自己修復力を高める上で非常に有効です。
特に当院の特徴である神経系統の調整は、とてもパワフルに体に良い影響を与えることができます。
しかし、からだの内側で常に「消化・解毒によるエネルギー枯渇」が起きていては、せっかくの施術効果も半減してしまいます。
◆消化に時間をかけない工夫(引き算のアプローチ)
◆未消化物を溜め込まない食生活
これらを意識し、内臓にかかる負担をひとつ引き算してあげるだけで、体内エネルギーは一気に「代謝・自己修復」へと回されるようになります。
食後の眠気が和らぎ、朝の目覚めがすっきりと軽くなる感覚。それこそが、身体本来の「修復スイッチ」が正常に働き始めた証拠です。
まとめ:内臓を休ませて「修復エネルギー」を取り戻そう
「体が疲れているから肉を食べよう」「スタミナをつけよう」という足し算の発想から一度離れ、「胃腸を休ませて身体の修復力を高めよう」という視点を持ってみてください。
外側(整体での骨格調整)と内側(消化負担の軽減)の両面からアプローチすることで、慢性的なだるさや頑固な痛みの戻らない、真にしなやかな身体へと変わっていきます。
まずは「夕食の量を少し控えめにする」「消化に優しい食事を選ぶ」といった小さな一歩から、身体の変化を観察してみませんか?



