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夏休み明けの憂鬱を吹き飛ばす! 心と体を整える方法
夏休み明けの「体と心のだるさ」
その正体とリセット法
長くても週末でも休暇明けは、なぜか体と気持ちが重いと感じませんか?
楽しかった夏休みも終わり、仕事や学校が始まる日。「なんだかやる気が出ない」「体が重い」…そんな気分になるのは、決して気のせいではありません。
これは心と体が環境の変化に適応しようとする、ごく自然な反応です。
私たちはなぜ、休暇明けに心身の不調を感じてしまうのでしょうか?
その原因は「急激な変化」にあります。
休暇に向けて仕事の段取りを組み、長距離移動を経てようやく「仕事モード」から「休暇モード」へと切り替わります。しかし、帰り道から再び日常に戻る準備が始まると、今度は自由な時間から、仕事上での「関わり」や「役割」へと、急な切り替えを求められます。
このことにが対応する必要がある事は誰もがわかっています。
更に自分自身も、「良い状態」「より良い結果」を自分にも要求しています。同時に、そこに達成しないことへの不安や恐怖も知らずと感じているのかも知れません。
もう少し見ていきましょう
生活リズムの急激な変化
休暇中は、普段と違う時間に寝起きしたり、好きな時間に食事をしたりと、生活のリズムが崩れがちです。これにより、体のリズムを司る自律神経が乱れ、心身の不調を引き起こしやすくなります。
役割の切り替えストレス?
休暇中は「フリーな役割り」で、親・子・夫婦・友人・旅行者でも、どれもが、いつもの責任は軽減されていますが、仕事に戻れば必ず役割と責任がありますから、スイッチを切り替える必要があります。この急な役割変更のためには、時には気持ちのアクセルを踏む必要もあり、エネルギーの出力幅が大きくなるため、負担と感じやすくなります。
隠れた夏の疲れ
今年も猛暑が続きました。避暑地や涼しい場所で過ごした方も多いのではないでしょうか。体と心のリセットに必要なお休み期間も、実は、体が暑さに慣れる「暑熱順化(しょねつじゅんか)」の効果もリセットされています。その状態で再び暑い場所に戻った時、再び体と気持ちのエンジンを再始動させるため、体温調節機能も疲れやすくなります。これも隠れた夏バテ状態の要因のひとつとなります。
休み明けブルーを乗り越えるためには、いきなりエンジン全開にするのではなく、段階的に体を慣らしていくことが大切です。まずは、自分の体と心が変化に対応しようと頑張っていることを認め、無理のない範囲で日常に体を慣らしていきましょう。
体には、ホメオスタシス(恒常性の維持)という、常に一定の体内環境に保とうとする機能があります。一方で、私たちの心は「非日常」という変化を求めます。この心と体のギャップが、良くも悪くも疲れとなって現れるのです。
嫌だ~とか、ストレスだ~という言葉で説明せず、まずは、自分の体と心が頑張っていることを認め、評価、判断をせず、「観察する」ことから始めましょう。そこに感情の油を注がないことが大切です。無理のない範囲で日常に体を慣らしていきましょう。
夜の過ごし方で最高の準備を
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●十分な睡眠は自分への投資:
夜遅くまでスマホを触るのをやめる、明日着ていく服や持ち物を揃えるなど、意識的に「終わる」時間を設けることで、翌日への準備が整います。起きている時間を終わりにする、というのも大事な選択です。そして何よりも、十分な睡眠は自分への最高の投資です。
朝の習慣で心と体にスイッチを入れる
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●「軽い運動」でやる気モードに:
朝は寝ている時間も「終わり」です。朝、目が覚めたら寝具の上で軽い運動をしてみましょう。両足を天井に向けて上げ、30秒キープするだけでも、腹筋や臀部、太ももの筋肉が動き、やる気モードにスイッチが入りやすくなります。気分が重い日は、どう感じるか?よりも、
「どう動くか?」を自分で決めてみることで、気分がよくなります。
朝の「小さなご褒美感」をプラス
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●身近な所から始める:
朝起きたら、まずカーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。これだけで、乱れた体内時計もリセットされ、自律神経が整い、気分が前向きになります。すでに、洋服も、小物も準備OK。靴も玄関には揃えられています。
朝の通勤は、「朝日を浴びられる時間」だと考えましょう。「朝日でエネルギーの補充」です。
また、「通勤途中に好きなコーヒーを買う」「今日は行きたかったお店でランチを」など、 自分への小さなご褒美を用意するだけでも、気持ちがぐっと軽くなります。
■ 専門家の視点から、あなたをサポートします
JCC池袋整体院では、自律神経の乱れや体の歪みを整えることで、心身の不調を改善するお手伝いをしています。ご自身の不調の原因を知り、プロの視点から適切なケアを受けることで、快適な毎日を取り戻してください。
休み明けのだるさや、どうしても調子が上がらない…そんな時は、一人で抱え込まず、ぜひお気軽にご相談ください。