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加藤だより

2006年11月21日

~避難勧告への意識~


先週水曜日の夜、何気なくテレビを視ていると画面にテロップが流れて、
「千島沖を震源とする深さ30kmマグニチュード8,1(その後7,9に修正)の地震が、20:15頃発生しました」
続いて、
「津波の警報が出ているところでは、北海道太平洋側の東部で高さは1m、オホーツク海側では高さが2m・・・」
何~っ!
ワタクシの記憶では、有史以来(明治か江戸かアイヌの古老の伝承だったか)網走での津波被害は確か1回くらいだと思っていたので、2mという数字には驚愕してしまいました。


-----ワタクシ(倅)早速、網走の実家に連絡を取る-----
倅「今、地震が発生したらしい。そっちに津波の警報が出ているよ。」
父「へー。ぜんぜん 揺  れなかった けど?(電話の後ろでピコピコと電子音)」
倅「日本じゃない。千島列島の択捉付近が震源みたい」
父「 へー。揺れ なかった  から、たいした地震 じゃ な いんだろう。(ピコピコ)」
倅「テレビ点けてみなっ。NHK。速報出ているから!(焦)」
父「   今 ゲーム から テレビに 切り 替える からチョッ と待っ て。(ゴトッ。ガチャッ)」
倅「・・・・」


と、温度差のある会話のあと、父に状況を把握してもらい、高台へ避難していただくようワタクシ御勧め申し上げました。
その後、網走では22:07に観測された10cmの津波が最大だったようで、無事被害はなかったようです。


深夜まで、道東から三陸を中心に津波への警戒網が敷かれた(テレビでは番組からCMに替わっても津波の警戒地図が消えずに画面に出ている程)今回の津波対策。
それぞれの地方自治体による職員の非常招集、広報車を使った住民への呼び掛け等の労により、北海道では22市町村の5万4233世帯、13万1400人に避難勧告と避難指示が出されたようですが・・・、対象となった住民のうち実際に避難したとみられる人数は凡そ1万3354人(16日午前2時10分現在)とのこと。


津波の避難勧告に住民が「公の意識」で応じるべきか「私の判断」で応ぜずとも良いのか、甚大な被害が出る前に是非検討するべきテーマだなと、この度の一件でワタクシ何となく感じた次第です。

投稿者 加藤 : 2006年11月21日 22:00

コメント

加藤先生、こんばんは。
本当は深刻な話題なのにいたってのんびりしているお父様の様子が傑作でした。でも10cmの津波で収まって良かったですね。しかし現地の人々の「危機感」が意外と薄いのは、やはり避難するとなると通常の生活が送れなくなるという不自由さをまず考え「これくらいなら」と躊躇してしまうせいかもしれませんね。
アメリカにいる私のホストマザーは、この北海道での津波警報のニュースを見るやいなやメールで「あなたの所は大丈夫?お友達や親戚が北海道に住んでいないかしら?」ととても心配してくれました。やはり例のスマトラ沖地震でいちやく世界共通語になった”Tsunami"の記憶がまだ新しいのでしょうか、小さな島国の日本は、あっけなく波に飲まれてしまうと思われているのかもしれません。
ちなみに私、自然災害に備えて、非常食はもちろんのこと、家族4人と犬まで入れるテントを昨年用意致しました。大型リュック1つと小さいのが3つほどあり、これで用意周到、準備万端と思っているものの、果たしてこれだけ持って逃げられるのだろうか・・・。おまけに子供二人と犬が一匹いるし・・・。まあその時は松本先生が書かれていた「火事場のバカ力」でなんとか逃げ延びようと思っています。

投稿者 Twinkle : 2006年11月23日 21:55

「災害は忘れた頃にやってくる」
と、言いますが、さすがTwinkleさん手抜かりがありませんね。


Twinkleさんに引換え、災害をついつい対岸の火事と感じやすいワタクシは、家にある非常用のアイテムといえばラジオ付懐中電灯だけ(しかも10ヶ月の暴君がオモチャとして扱うので常に置き場所が違います)の危機感欠如の杜撰な状態。
‘喉元過ぎれば’忘れてしまいがちの災害ですが、想像力を鈍らせないよう気をつけます。


追伸:
Twinkleさんのホストマザーは、とっても優しい方のようですね。
しかし、日本の津波情報をニュースとして扱っているアメリカってスゴイ!!

投稿者 加藤びより : 2006年11月24日 13:52

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