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食べるということ。

2006年11月02日

私達のからだは酸素と栄養を外部から取り入れ、エネルギーやからだの一部を作り変えたあと、残りカスを外に出して、状態を保つようにしています。それを個体の営みといいます。


遺伝子による寿命はあるものの、まさに何十年もの間、からだはその営みをやめることはありません。これは、どんなに科学技術が進歩しても、人が作り出すものの寿命と比較しては、圧倒的に長くなります(あっ。おじいさんの古時計には負けますね)。


日本も含め先進国の平均寿命が伸びてきたのは、医療の発達もありますが、やはり栄養状態が良好になってきたことが大きな理由でしょう。


しかし最近、『食育』という言葉が頻繁に出てきているように、私達を取り巻く栄養環境と私達の体の状態が一致しなくなってきています。決して食べられない環境ということではなく、いつでもどんなものでも食べられるような環境だからこそ、徐々に『食』というものがないがしろになってきたかのようです。


ただ単に、食べ物はからだの中に入っていくのではありません。口元に食べ物を運ぶのが食事ではありません。咀嚼し唾液とからめ、消化液で分解し、絨毛で吸収します。


食べ物が入ってきたときの感覚を大事にしていくと、栄養の吸収率が違うのではないかと何となく確信しています。


「熱い塊が喉を駆け下り、胃の中で爆発する。」「一気に胃の中に送り込んだ。」「たちまちの内に胃の粘膜が吸収いていくのが分かった。」


全てアルコールに対しての表現なのですが、たまには読んでみるものですね。ハードボイルド。

投稿者 肥塚 : 2006年11月02日 11:20

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