今年の元旦にアップされた私の抱負に記したのは、「体を通じて幸せに…。」というものでした。
患者さんと向き合う仕事もこの春で丸8年になりましたが、ここにきて初めてうっすらと見えてきたそのイメージは、今年に限らず一生求めて続けていくものでしょう。
『健全な精神は健全な肉体に宿る』という言葉はあまりにも一般的過ぎて、言葉自体の重みというものがなくなっているように思います。またネットでも調べましたが、言葉の解釈は様々あり、作った人の本意が必ず私達の一般的な解釈とは違うみたいです。
それは置いといて、尚この言葉が一般的であるのには、やはり人間理解のひとつの鍵がそこにあるからでしょう。また、一度聞いたら忘れられない言葉の響きは、どこか人の心の深くに届くのでしょう。
私が掲げる抱負は、大それたことにマリアナ海溝のように深いこの言葉を実感しつつ、その感覚を患者さんと共有したいという一筋の希望ですね。
からだが良くなっていく時の患者さんの表情までが明るくなるのはもちろんのこと、今までになかった新たな感覚が出てくるとき、その喜びは・・・・感じた人にしか分からないのがもどかしいのですが、そのときに「幸せな感じしませんか?」というと、ウケます(笑)。
一方でどうにも浮かばれない人がいます。カルテには主訴以外に色々な体に関する自覚症状を書いてもらうのですが、この欄が埋まっている人は、病気とはまで言わないものの体の不快感を日常的に感じていて、そんな不快感がストレスとなってまた体へ影響するという悪循環になっていることが、もはや体に仕組まれたもののように思われます。
このように、今までは見えなかった体と精神のつながりが見えるようになり、より一層、体からこころへ響くような可能性を見出すようになったのです。
で、抱負がどれだけ達成されたかというと…。それは私の施術を受けている患者さんに厳しくご判断いただきたいと思います(笑)。