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四十肩・五十肩 2

2006年05月01日

さあ、5月の始まりですね!GWを有意義に楽しんでおられると思います。

さて今週は、前回の続きで、肩関節周囲炎について。
症状についての説明なので、ちょっと難しい?今は関係ない方も、からだの知識程度に知っておいてはいかがでしょうか。


四十肩・五十肩は放っておいてもいいの?

いえいえ、いけません!

そのうち治る、と思ってずっと放っておいて30年手の挙がりが悪い人もいます。
痛みがキツイときは安静にしたほうが無難ですが、その後はしっかり対処した方が良いのです。
痛みのピーク時には整形で痛み止めを打ってもらう必要のある人もいます。

かなり痛みがきついときは、三角巾で腕を吊ることをおススメします。(楽ですよ)
炎症があったり、痛みが強い人は冷湿布がおすすめ。
そして、寝るときは痛い方を上にして、脇にタオルを挟んで寝ると痛みが和らぎます。

患部に熱を持っていなければ、肩関節を温めるのも効果的。
熱いお湯に浸したタオルをしぼってビニール袋に入れたものを、肩関節を包むように広めにのせてみてください。
長引いている人は温湿布を肩関節に貼るのも良いでしょう。
ぬるめのお風呂にゆっくりつかったり、シャワーをかけるのも手軽な方法。
40~42度のお湯を2~3分、17~20度の水を2~3分、交互にかけることを10~20分くらい続けるのもよい方法です。
あとで肩を冷やさないよう、最後はお湯のシャワーで終了します。

四十肩・五十肩では、あらゆる方向で動きが制限されますが、特に内に回したり、外に回したりする運動、外に上げたりする運動の制限が多いパターンです。また、肩を他の人が過度に動かそうとすると痛みがひどくなります。
慢性期になると筋力の低下が起こったりもします。


後から見ると、悪い方の肩甲骨の動きが痛くない方に比べて、早く外側に動いてしまうことがあります。(これを「肩甲・上腕リズムの乱れ」と呼びます)。

こうしたことが起こりやすいので、軽い痛みがあっても早めに体操を取り入れるとよいでしょう。

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四十肩・五十肩を改善する体操は?

① 先ずは肩関節をゆっくり動かしましょう

痛みのピーク時でなければ、体操などによっ症状をやわらげ、回復を早めることができます。
痛いからといって動かさないでいると、肩関節がほとんど動かなくなることがあります。
症状の悪化を防いで回復を早める為、肩関節の可動域を少しずつ広げる体操をおすすめします。
腕を動かす動作を痛みが起こらない、ぎりぎりの範囲で無理しないで行ってください。
ほんの少しずつでも毎日続ければ、効果も期待できます。
ここでは書ききれないので細かい方法は担当の先生に聞いてください。 

② 慢性期の40肩・50肩

「肩が固まって腕が上がらない」こんなことがよくあります。
急性期を過ぎるとフィブリンをいう物質が分泌され炎症を補修していきます。
これは必要なことなのですが、肩を取り巻く腱や潤滑油の袋などをまるごと補修してしまうため
関節全体が癒着してしまうことがあります。その結果、腕が上がらなくなるわけです。
この場合、温めてよく動かすことが大事です。
癒着したまま放っておくと肩はどんどん動かなくなっていきますよ。


③ペットボトルを利用しての運動 

別名アイロン体操。アイロンでも、ダンベルでも重さがあればなんでもいいんです(笑)
ペットボトル(ヒモを付ければ更に良)に1~2Lの水を入れ手で持ちます。
あとはそれをブラブラ振るだけの簡単体操。行う時は肩の力は抜きましょう。
肩関節が引っ張られているような感覚で、痛みがないように。
前後左右・右回し左回しをします。大きく動かす必要はありません。
重さを感じて、関節が伸びているのを感じながら行うのがポイントです。
中腰でやるなら必ず反対側の手を机などに置くことを忘れないように(腰まで痛めたら悲惨!)

④棒を使った肩の運動

これは普段から行っうと肩関節炎の予防になる運動です。
めんどくさくなく、継続してできます。(その気があれば!)

少しずつ肩をやわらかくしていきましょう。
ヨコ:長い棒を持ち両手いっぱい肩を開いたり、そらしたり、左右に動かしたりします。
タテ:背中に棒をまわし、背中を洗うときみたいに上下に動かします。

でも、皆さんの家に棒なんてないかもしれませんね。
長めのホウキか掃除機の柄を使うのも手です。タオルだっていいんです。やることが大事!

※注意 : 痛みがあるときは無理せず止めましょう。


肩関節は年齢とともに可動域が狭くなりますから、普段から適度な運動を習慣にし、
無理をしない範囲で動かすように心がけましょう。
体操もここだけでは説明しきれませんが、先ずは全身を伸ばすストレッチを。
肩がすぼまっているなど姿勢にも普段から気をつけて。
パソコンに向かい続ける人は目が疲れたら休める 、首を引き上げるなど、ちょっとした工夫を。

四十肩・五十肩は突然起こるのでなく、肩に違和感やしびれ感があるなどの前兆があります。
もちろん、みなさんの体の状況と反応は私達がいつも見ていますから、
気が付いたときにはアドバイスさせていただきます。
前兆を見逃さず、肩関節を適度に動かしたり温めることで、症状の進行を抑えることができます。

また、四十肩・五十肩以外でも何か気になることがあれば私達にすぐお伝え下さい。
早めの対処が大切です。

現在、痛みがなければ9割以上の人は、すぐに体操やストレッチを取り入れる事はないでしょう。
実はわたしもやっていません。でも、こうしたことを知っていると、何かおかしいな?と感じた時、すぐに対処しようとするものです。これがとても大事なんですよ。
どうですか、ちょっと長かったからお疲れになったことでしょう?
ボキボキ鳴らないように、ゆっくり首を回してくださいね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

投稿者 福井 : 2006年05月01日 22:29

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