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卒業の季節。

2006年03月09日

休みの日に散歩中、近所の高校の前を通りかかると卒業式の看板が立ててありました。そういえば、袴の女性もちらほらと見かけます。そんな春の光景に、今は昔となった自分の卒業式を何となく思い出したりしています。


それまで四六時中というぐらいに友人達と一緒に過ごしていた日々が、卒業式を境に一変します。友人達がいなくなってしまうわけではありませんが、次に自分の過ごす場所にはいないんだということがとても寂しかったのを覚えています。その年頃の友人との関係は、とてもべったりしてたんですね。(男の場合だと、気持ち悪いですかね。)


後になってわかったことですが、卒業というのは単に学校を卒業するという以外に、その歳その歳で精神的に何かを卒業していくものだと思います。一つ一つ自分の世界が広がっていくと、世の中の仕組みや大人の人間関係にもまれて、徐々にうやむやになってしまうのですが、確かにその瞬間、何かを脱ぎ捨てているのではないでしょうか。


卒業式自体はいちイベントに過ぎないのですが、そこには目に見えない壁を乗り越える大変な作業なのだと思います。だから自分を懐かしみながら、それを迎えている人たちにエールを秘かに送ったりしています。

投稿者 肥塚 : 2006年03月09日 21:48

コメント

肥塚先生、こんばんは!
先日はありがとうございました。風邪で体調不良だったのですがそれに輪をかけるように腰痛がひどく「肥塚先生、助けて~!!」状態だったので、施術して頂きだいぶ楽になりました。つらい時の肥塚頼みですね!
さて、まさに「卒業」シーズンですね。先生のおっしゃるように物理的に学校を卒業するだけでなく、何かを脱ぎ捨てるーまさに脱皮するような感じですよね。人は人生の中で何回となくこの「卒業」を迎えるわけですが、先生にとって一番印象深い卒業はいつでしたか?私は高校の時でしょうか。自分の、ではなく好きだった男の子が卒業していく時のことでした。どうしても気持ちを伝えたくて最後に白い縁取りの赤いチューリップを彼に一輪贈りました。結局彼とは縁がなくはかなく終わった恋でしたが、今でも春先に同じチューリップを見かけると胸がきゅんと痛くなったりします。誰かの歌にありましたが「あなたは私の青春そのもの」でしたね~(しみじみ)。自分の時は、地方から都会へ旅立つ不安と期待で一杯だったように思います。大学の時は、旅館の仲居さんのような色の袴姿を妙に思い出して一人赤面しています。
今年の春も、様々な想いを秘めた若者たちが巣立っていくんですね~。

投稿者 Twinkle : 2006年03月09日 22:42

Twinkleさん、こんにちは。また返信が遅れてしまってすみません。つい春眠が…と意味のない言い訳を許してください。
さて、卒業にまつわる思い出というのは、多感な時期だったからこそ、とても鮮明で心に深く残っているものですよね。まだはっきりとした輪郭もなく不安定な自分。ちょっとしたことで感情が揺り動かされます。でも、それを『無垢』『純粋』というのは、元々あるそんな存在に『常識』や『暗黙の了解』というオトナの殻を何枚も重ねてきたからなのでしょう。そういう意味では、この季節の卒業式の光景は、愛すべき?本来の自分を再認識できるいい機会なのかもしれませんね。そんなに強くもないのに、よく日常に耐えてるなと我ながら思います(笑)。
ちなみに、印象に残った卒業式は小学校の時ですね。とっても仲の良いクラスで、泣きそうなのをこらえるのに大声張り上げて校歌や『贈る言葉』を歌ってました。みんな顔を見合わせて。
Twinkleさんのせつな~い胸キュンの感じも良くわかりますよ。胸を押さえながら心臓が悪いんじゃないかと思ってましたが…。


投稿者 肥塚 : 2006年03月13日 14:34

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