少年期ボクの冬休み(電子ゲーム)
年始の大イベントは結局不発に終わるも、まだ冬休みはこれからだ。
正月明けに、仲間を午前中からウチに呼ぶ(お菓子があると伝える)。親友Tとその弟、友人W、友人H、遅れて友人T(「夏の終わり」で登場)の5名が集う。▼
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各々お年玉で購入したものは・・・親友Tと弟はプラモデル。友人Wはトランシーバーで本日持参。友人Hはラジコンで同じく本日持参。ちなみにボクは福袋(女の子用)で雲散霧消。
遅れてきた友人Tは、購入したばかりの最新版「LSIゲーム」を持ってきた。これには皆大いに喜ぶ。
このLSIゲームを軸に、皆で代わり番子に楽しむ。トランシーバー(話せる距離が約50m以内)で遊び、ラジコン(じゅうたん部屋や野外ではパワー不足。廊下や和室は可)を走らせる。
この友人Tが持ってきた電子ゲームというのは、画面の絵や文字が点灯する発光タイプのゲーム。暗闇でもゲームが出来るところが、たまらなく嬉しい(夜中の寝る時間でも灯りを点けずに遊べる禁断のアイテム)。
しかし、液晶画面のゲーム(当時、○天堂のゲームウ○ッチが全盛)と違って結構電池を喰う。そのため単2電池を急ぎ家中から掻き集め、予備にする。
使って熱を帯びた電池は、冷やすと少しパワーが復活するので、母親に見つからないように冷凍庫に入れる。余談:食品以外を冷蔵庫に入れると母親に叱られる。過去に雪玉(より硬くするため)を冷凍庫に、タンポポ(「タンポポ切り勝負」で強いタンポポを作るため)を冷蔵庫に入れて、おこられた・・・にがい記憶がある。
お昼になったので皆一度帰り、午後また再開。
冷凍庫で復活した電池も、再び容赦のない代わり番子で絶えず使用したため、徐々に画面が暗くなってくる。
ローテーションで冷やしていた電池も徐々にパワーダウン。いつしか「暗闇で遊べる」ゲームが、「明るい所で遊べない」ゲームへと変貌。まだ日が高いので、布団をかぶるか若しくは押入れに入る等してゲームを続行。
午後3時半。暗くなってきたため、この日はお開き。
それぞれ帰るが、友人Hはオバケや野良犬を怖がり1人で帰れないので見送る(彼の家まで道程100m以内)。この事は友人Hから、「ぜったい内緒だよ」と言われているので他の仲間は知らないことだ。
友人Hを送り、我が家に戻ると友人Tが持ってきたLSIゲームがあった。一番最初に貸してくれたのだ。友人Tから「皆には内緒だよ」と言われているので他の仲間は知らないだろう。
そしてその夜、たっぷり冷やした電池で独りゲームを楽しんだのでした。