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驚きの数字

2005年11月21日

先日来院患者さんから驚きの話しを聞きしました。
ある方が社内の健康診断で全員が心療内科でのカウンセリングを受けたそうです。
取締役から始まって今は課長クラスまでだそうです。
その担当医の話しでは800人診たそうですが9割以上は被害妄想だ・・とのこと?
一瞬耳を疑いました!でもしばらくして納得できる気もしました。
自分が悪く言われている、見られてる、誤解されている、理解してもらえていない云々。
人が集まると良くあること、ましてや会社という組織の中では珍しくない現象かとも思ったのですが、
課長クラス以上でもこの数字。
やっぱりみんな疲れているんだな、という気がします。 
診断名を下すかどうかは別として、自分は違うって言い切れないでしょう。
9割だったら自分だって入っちゃうかも知れないんですからね(笑) 
 

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会社の状況は知りませんし、ドクターが診断した結果なのか
多くの人の傾向を言っているのか定かではありません。
問題は簡単には言い尽くせないでしょう。

人の心は複雑です。思いが言葉にならないことだっていっぱいあるし、
自分はこんな意味で言っても相手には違う意味で伝わっている場合もある。
言葉の定義は人によって似てるようでも違うこともある。
また、相手が何を言おうとしているのかを、感じ取ろうと思って聞いて、
なおかつ確認をしないと誤解は生じちゃう。
だから、自分の思いを言葉に乗せて相手に届けることを意識的にしないといけないなって思います。


コミュニケーションでは言葉の内容は2割とも言われています。言葉は便利そうで面倒なもの。
でも、やっぱり自分の言いたいことや想いや考えを相手が理解できるように伝え合いたい、
って人は望んでいるんじゃないかと思うんです。
だからこそ、伝えられないことで、歯がゆかったり、悔しかったり、
情けなかったり色んな気持ちがわいてくるんじゃないのかな?と思います。
理解しあえる・・そんなの無理!って思うこともありますが、
理解しようとしなければ理解し合える事もありえないし。

人によって、ストレス発生現場は違いがあるでしょう。
職場、地域、学校、友達、恋人、家庭・・。
会社では結構我慢する場面があっても所詮は他人、と言っても辞めちゃう訳にもいかないし。
友達なら一緒にいなくなればいい。でも、さみしい・・
家族、親子、兄弟、夫婦だから理解し合えるなんて事もないと思います。
家族だから理解し合おうとしなければ、一緒にはいられない気がします。
家族は離れるわけにはいきませんものね。

人と接するって事は一緒に学びあわなくちゃ生きていけない。
家庭でもいっぱいぶつかる機会もある。
でも、いっぱい気付くチャンスもある。許しあえる機会がある。
許しあわないと一緒にいられない。
何かうまく行かないときに何かか誰かのせいにしないと気が済まない!
これは子供だけに限ったことではなさそうです。私にもあります。。
許すということ とても大きなテーマで一生かかること。

生きていて色んな体験をする。家庭の環境、教育の中で人は色んな場面で様々な反応を経験します。
こんな時はこんな見方、こういう時はこういう反応。そうやって価値観もできてくるのでしょうか。
だから、同じ場面、状況でも、人によって感じ方も、思いも違う。
言った方はそんなつもりじゃなくても、聞いてる方はどうしたって、そう聞こえちゃってる。
人が向き合うと色んなことが発生します。モノの見方にもクセみたいなものがありそうです。
過去の体験で染み付いた反応は、時間を越えて全く違う場面なのに、似た状況になると、
過去の感覚が甦ってきて今の状況とは関係ない反応が起こってくることがあるそうです。


だから、何でこんな感情になるのか、こんな体の反応が出るのか、こんなこと言っちゃうのか、
自分でもわからないし、もちろん、検査したってわからない。
人間が反応する見る、聞く、嗅ぐ、味、触れる、感じる、ことが過去の記憶となって感情に与えてる
影響は大きいものがあるようです。
感情も言葉も出ちゃったら、もう戻せない。気をつけて抑え込んでたら苦しくなる。
ぶちまけてたら、周りが迷惑。。どうします?
許すということはみんなのテーマなんだろうけど、簡単じゃないからテーマなのか?

投稿者 福井 : 2005年11月21日 21:56

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