自律神経のトラブルと言われて・・
季節の変わり目に体の調子が思わしくなくて、池袋の病院で診てもらったところ、「自律神経の問題だ」と言われショックを受けたという方がいらっしゃいます。
とかく「自律神経の問題」と聞くと、心の病だとか精神的に弱いからそうなってしまうのだと考えられがちですが、本来は、呼吸や消化吸収・血圧・循環・ホルモンの調節など生命活動をコントロールしたり、環境の変化に対応すための働きをしてくれているのが自律神経です。
季節の変わり目には体もその環境の変化に反応して内部の働きが不安定になることもあります。
その為、ちょっとした事から体調を崩してしまうことも良くありますね。
本当は環境の変化に対応する必要があるからこそ体は反応しているのですが、私たちの体と意識はそれを不快と感じることがあります。
ここで問題になるのは、その感じ方と程度というのはとても個人差があり、自覚症状はとってもつらいのに、他の人にはどの程度つらいのかが殆ど分からないのです。
その為、時には身近にいる人もその方の辛さが理解できない為、「その位誰だってあるよ。」とか「気にしすぎだよ。」とか「大げさなんだから。」なんて心ない言い方をされることも。「どうせ分かってもらえないんだから言ってもしょうがない!」と思ってもなんかイライラする・・・よくありますね。
確かに必要以上に考えない方が良いってことは分かっていても、ツライのはどうしょうもない事実です。
だからこそ、そういう時は目に見えるところ、触れるところ、構造的な所からアプローチしていく事もひとつの方法なのです。きっと体も気分も楽になれるでしょう。
背骨から出た神経は、皮膚や筋肉に伝わって、感じたり動かしたりする働きをするものと、自律神経幹という束から内臓へと伝わっていきます。
体に対する刺激を上手に利用して筋肉や関節を動きやすくすると、張り詰めた緊張を和らげることにもなります。適度に体を動かしたり、睡眠の工夫をしたり、毎日の生活の中でちょっとした工夫を加える事でさまざまな不快な症状が軽減された方がたくさんいらっしゃいます。
このコーナーでは数回に分けて、そんなちょっとした工夫を提供していきたいと思います。
辛いときや何か困ったことがあれば、一人で悩まずにどうぞ御相談下さい。